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外壁塗装でかかる水道代はどれくらい?費用や注意点を徹底解説!

高圧洗浄中
  • 外壁塗装の水道代は誰が払うの?
  • 実際の水道代ってどのくらいかかるの?
  • 高圧洗浄って本当に必要なの?

こんな悩みにお答えします。

外壁塗装は大切な住まいを守るために欠かせない工事ですが、費用面で予期せぬ出費があるのではないかと不安に感じる方は少なくありません。一体どれくらいの費用がかかるのかなど、疑問が尽きないこともあるでしょう。

結論、外壁塗装を施工する前には高圧洗浄が必須であり、その作業でかかる水道代はすべて施主負担になります。

この記事では、以下の内容についてくわしく解説します。

  • 外壁塗装で水道代がかかる理由
  • 外壁塗装で高圧洗浄をすべき2つの理由
  • 外壁塗装で施主が負担する水道代の詳細
  • 外壁塗装を高圧洗浄するときの5つの注意点
  • 外壁塗装でかかる水道代以外の施主負担

この記事を読み終える頃には、外壁塗装の費用に関する不安が解消され、安心して工事を進められるようになります。

これから気持ちよく外壁塗装に臨むためにも、すべてチェックしておきましょう。

外壁塗装で水道代がかかる原因は『高圧洗浄』

外壁塗装の工事において、主に高圧洗浄という工程で水道水を使用します。

高圧洗浄は、塗装作業の前に外壁の汚れをきれいに洗い流すために行います。この作業で大量の水を使うため、それなりの水道代が発生するのです。

もちろん、塗装中に道具を洗ったり、職人が手を洗ったり、塗料を撹拌したりする場合にも水は使いますが、その量はごくわずかです。

そのため、外壁塗装の水道代は、ほとんどが高圧洗浄によるものと考えてよいでしょう。

外壁塗装で高圧洗浄をすべき2つの理由

外壁塗装において、高圧洗浄は非常に重要な工程です。

というのも、高圧洗浄をしっかり行うことで、その後の塗装の品質が大きく変わるからです。高圧洗浄は、単に外壁をきれいにするだけでなく、塗装が長持ちするための大切な役割を担っているのです。

具体的には、外壁に付着した汚れをしっかりと除去し、塗料が外壁にしっかりと密着するように下地を整える目的があります。この作業を怠ると、せっかくの塗装もすぐに剥がれてしまいかねません。

では、外壁塗装で高圧洗浄をすべき2つの理由について、深掘りして解説していきます。

外壁の汚れを落とすため

高圧洗浄の主な目的の一つは、外壁にこびりついた汚れを徹底的に除去することです。

長年蓄積された以下のような汚れは、見た目を悪くするだけでなく、塗料の密着を妨げる原因となります。

  • ホコリ
  • 排気ガス
  • 雨だれによる黒ずみ
  • カビ
  • コケ
  • サビ

これらの汚れが残ったまま塗装をすると、塗料が外壁に密着せず、塗膜の剥がれや膨れなどの塗装不良を引き起こす可能性があるからです。

結果として、塗装の仕上がりが悪くなるだけでなく、塗膜の劣化も早まり、最悪の場合は再塗装が必要になるなど、余計な費用と手間がかかることも。

高圧洗浄によってこれらの汚れをきれいに除去することで、塗料が外壁にしっかりと密着し、美しく長持ちする仕上がりを実現できるのです。

新たな塗料を付きやすくするため

高圧洗浄は、汚れを落とすだけでなく、新たな塗料が外壁にしっかりと密着するための下地を作る役割も果たします。

外壁には目には見えない微細な凹凸や、古い塗膜の劣化による粉状の物質などが付着していることがあります。これらの上に新しい塗料を塗ると、塗料が均一に付着せず、ムラになったり、早期に剥がれてしまったりする原因となるからです。

高圧洗浄は、これらの表面の不純物をきれいに洗い流し、塗料がしっかりと食い込むための最適な状態を作り出します。これにより、塗料本来の性能を最大限に引き出し、塗膜の耐久性を高められます。

塗装の品質を左右する重要な工程のため、高圧洗浄は丁寧に行われるべき作業です。

外壁塗装でかかる水道代はすべて施主負担

外壁塗装の費用に含まれる水道代は、基本的にすべて施主の負担となります。

なぜなら、外壁塗装の工事を行う際に、業者が施主の自宅の水道を使用するためです。

一般的に、水道代は工事費用全体の数パーセントとごくわずかですが、施主が負担することになる点は理解しておきましょう。

では、どれくらいの金額を見積もっておけば良いのでしょうか。次項より具体的に解説していきます。

高圧洗浄は半日~1日かかる

外壁塗装の工事における高圧洗浄は、建物の規模や汚れ具合にもよりますが、通常、半日~1日程度の作業時間が必要になります。

一般的な戸建て住宅であれば、朝から始めて夕方までには完了するケースが多いでしょう。

作業中は高圧洗浄機から勢いよく水が噴射されるため、周囲への水はねや音にも注意が必要です。特に隣家との距離が近い場合は、事前に業者と相談し、近隣への配慮を求めることが大切です。

高圧洗浄の作業時間中は、窓を開けられないなどの制限がある場合もありますので、業者に確認して生活への影響を最小限に抑えるようにしましょう。

使用する水量は2,700~6,300リットル

外壁塗装における高圧洗浄で使用される水量は、一般的な戸建て住宅の場合、下記の計算式のとおり2,700リットル~6,300リットル程度が目安とされています。

とはいえ、外壁の面積や汚れのひどさ、使用する高圧洗浄機の種類によって変動します。

たとえば、延べ床面積が30坪程度の住宅では、1時間の高圧洗浄で約500リットル~700リットルの水を使用するなど、広さによって異なってきます。

この水量が多いと感じるかもしれませんが、外壁全体を隅々まで洗浄し、塗料がしっかりと密着するための下地を作るためには必要な量です。外壁塗装の品質を左右するため、十分な水量を使って徹底的に汚れを洗い流すことが求められます。

水道代は高くても2,000円程度

外壁塗装の工事で発生する水道代は、高圧洗浄の使用量が多いとはいえ、一般的に高くても2,000円程度が目安とされています。

水道局が提供する料金シミュレーションを活用すればわかりますが、仮に6,000リットル使用しても必要になる費用は1,500前後がほとんどだからです。

高圧洗浄で使用する水量は一時的なものであり、家庭全体の水道使用量から見ても突出して高くなるわけではありません。

多くの場合、普段の水道料金に多くても2,000円程度の加算で収まります。そのため、外壁塗装の費用全体から見れば、水道代はごくわずかな金額と言えるでしょう。


使用する水道は主に敷地内の散水栓

外壁塗装の工事で使用する水道は、ほとんどの場合、施主の敷地内にある散水栓や外部の蛇口を利用します。

業者は、持ち込んだ高圧洗浄機をこの散水栓にホースで接続し、水を使用します。そのため、工事中は散水栓が使用される状態になりますので、庭の水やりなどで水を使いたい場合は、作業時間外に行うか、事前に業者に相談するようにしましょう。

もし、自宅に散水栓がない場合や、使用に適さない場所にある場合は、事前に業者に伝えておきましょう。業者によっては、別の方法を検討してくれることもあります。

工事前に水道の場所や使用について確認しておくことで、スムーズに作業を進められます。

外壁塗装を高圧洗浄するときの5つの注意点

外壁塗装において高圧洗浄は欠かせませんが、次の5つの注意点をあらかじめ押さえておきましょう。

  1. 水道代は無理に節約しない
  2. 水漏れ対策をしておく
  3. 塗装しない部分も高圧洗浄してもらえるか確認する
  4. 水道の使用時間を確認しておく
  5. 高圧洗浄代が『無料』をアピールする業者は警戒する

これらの注意点を把握しておくことで、予期せぬトラブルを避け、スムーズに工事を進められます。

もし高圧洗浄に関して疑問や不安な点があれば、業者に積極的に質問し、納得のいく説明を受けるようにしましょう。

①水道代は無理に節約しない

外壁塗装の水道代は、施主の負担となりますが、無理に節約しようとしないことが重要です。

そもそも高圧洗浄は、外壁に付着した汚れをしっかりと除去し、塗料の密着性を高めるために欠かせない工程です。

そのため、水量を減らして洗浄がおろそかになると、塗装の品質が低下し、早期に塗膜が剥がれたり、膨れたりする原因になりかねないからです。その結果、再塗装が必要になるなど、かえって余計な費用が発生する可能性もあります。

水道代は外壁塗装全体の費用から見てもごくわずかな金額ですので、品質を優先し、必要な水量をきちんと使ってもらうようにしましょう。

②水漏れ対策をしておく

高圧洗浄を行う際には、あらかじめ水漏れ対策をしておきましょう。

高圧で水を噴射するため、万が一、ホースの接続部や蛇口のパッキンが劣化していると、水漏れを起こす可能性があります。

水漏れが発生すると、無駄な水道代がかかるだけでなく、近隣の敷地に水が流れ込んで迷惑をかけてしまうことにもつながります。また、自宅の庭やベランダが水浸しになる可能性も考えられます。

工事前に業者と水漏れ対策について確認し、必要であれば蛇口の周りに養生をしてもらうなど、適切な配慮をしてもらいましょう。

特に、隣家との距離が近い場合は、事前に高圧洗浄を行う旨を伝え、水が飛び散らないように工夫してもらうなど、近隣への説明と配慮を求めることが重要です。

③塗装しない部分も高圧洗浄してもらえるか確認する

外壁塗装の際、業者によっては塗装しない部分についても高圧洗浄を行ってくれる場合があります。

たとえば、門塀や玄関周り、駐車場などの汚れが気になる場所があれば、事前に業者に相談してみることをおすすめします。

もちろん、すべての業者が対応してくれるわけではありませんが、サービスの一環として対応してくれるケースや、追加料金で洗浄してくれるケースも。普段なかなか掃除できない場所を、この機会にまとめてきれいにしてもらえるのは嬉しいポイントですよね。

ただし、業者によって対応が異なるため、必ず契約前に確認し、どこまで洗浄してもらえるのか明確にしておきましょう。もし、サービス範囲外であっても、汚れが気になる箇所があれば、個別に相談することで解決策が見つかるかもしれません。

④水道の使用時間を確認しておく

高圧洗浄の作業中は、自宅の水道が使用されるため、水道の使用時間を確認しておきましょう。

高圧洗浄は通常、半日~1日程度の時間を要します。この間は、庭の掃除や花の水やりなど、屋外で水を使う作業は基本的に行えません。

なぜなら、高圧洗浄機が水道に接続されている状態なので、別の場所で水を同時に使うと水圧が低下したり、業者の作業に支障が出たりする可能性があるからです。

そのため、もし高圧洗浄中に水を使いたい予定がある場合は、作業の前か、作業が終わってから行うように計画を立てましょう。事前に業者に高圧洗浄の具体的な作業時間を確認しておくことで、生活への影響を最小限に抑えつつ、スムーズな工事進行に協力できるでしょう。

⑤高圧洗浄代が『無料』をアピールする業者は警戒する

外壁塗装の見積もり段階で、「高圧洗浄代が『無料』です!」とアピールするような業者には注意しましょう。

なぜなら、高圧洗浄は外壁塗装の品質を左右する重要な工程であり、適切な時間と労力がかかるため、本来は費用が発生するものだからです。この費用を無料にすることは、業者の利益を大きく圧迫することになります。

そのため、もし無料と謳っている場合、高圧洗浄の費用を他の項目に上乗せしている可能性や、手抜き工事につながる可能性も考えられます。

たとえば、高圧洗浄の時間が短かったり、必要な洗浄が行われなかったりするリスクもあります。

誠実な業者は、工事内容を明確に記載し、それぞれの工程にかかる費用を詳細に見積もりとして提示します。費用が『無料』という甘い言葉に惑わされず、工事内容と金額が適正であるかをしっかり確認しておきましょう。

外壁塗装の足場

外壁塗装でかかる水道代以外の施主負担とは?

外壁塗装の工事では、水道代以外にも施主が負担する可能性がある費用がいくつか存在します。

これらの費用は、見積もりに含まれていない場合や、施主が別途手配する必要がある場合など、状況によって異なります。

予期せぬ出費を避けるためにも、事前にどのような費用が発生する可能性があるのかを把握しておくことが大切です。

ここでは、外壁塗装で水道代以外に施主が負担する可能性がある費用について解説します。

バイオ洗浄の費用

外壁の汚れがひどく、特にカビやコケが大量に発生している場合、通常の高圧洗浄だけでは完全に除去できないことがあります。

そのような場合に用いられるのが、『バイオ洗浄』です。バイオ洗浄は、専用の洗浄剤を使用して、しつこい汚れや微生物を根元から分解・除去する方法です。

バイオ洗浄は、通常の高圧洗浄よりも費用が高くなる傾向があります。なぜなら、特殊な薬剤を使用し、より専門的な技術が必要となるからです。

もし、自宅の外壁の汚れがひどいと感じている場合は、見積もり時にバイオ洗浄の必要性やその費用について業者に確認しておくことをおすすめします。

電気代

外壁塗装の工事中は、高圧洗浄機や電動工具などを使用するため、電気を消費します。

これらの電気は、基本的に施主の自宅のコンセントから供給されることがほとんどです。そのため、工事期間中の電気代は、施主の負担となります。

しかし、高圧洗浄と同様に、電動工具の使用による電気代は、普段の生活で発生する電気代と比べて大幅に高くなることはほとんどありません。一般的には、数百円程度の増加で済む場合が多いでしょう。

もし、電気代について気になる場合は、事前に業者にどの程度の電気を使用するのか、目安として確認しておくことも可能です。多くの場合は、特別な心配はいらない程度の微々たる金額です。

駐車場代

外壁塗装の工事では、職人の車両や資材運搬用の車両が工事をしている期間中、駐車スペースを必要とします。

自宅に十分な駐車スペースがある場合は問題ありませんが、もし駐車スペースがない場合や狭くて作業に支障が出る場合は、近隣のコインパーキングなどを利用することになります。

その際の駐車場代は、原則として施主の負担となるケースが多いです。特に、都市部など駐車スペースの確保が難しい地域では、駐車料金が高額になる可能性もあります。

そのため、契約前に業者に駐車スペースの有無や、駐車場代が発生する場合の費用負担について確認しておくことが重要です。

近隣に迷惑がかからないよう、駐車場所についても事前に業者と相談し、配慮を求めるようにしましょう。

お茶代

かつては、工事中に職人へのお茶出しは施主の心遣いとして一般的でした。しかし最近では、お茶出しが不要と考える業者が増えています。

なぜなら、共働きの家庭が増え、施主が外出中に工事を進めることも多くなったことや、世の中の意識の変化により、形式的なお茶出しは少なくなってきているからです。

もし、職人さんへの感謝の気持ちを形にしたいと考えるのであれば、クーラーボックスにペットボトル飲料を入れておき、「お好きな時にどうぞ」という形で自由に飲んでもらう方法がおすすめです。

この方法であれば、お互いに気を遣うことなく、職人さんも好きなタイミングで休憩をとれるため、喜ばれるでしょう。

お茶出しの要不要については、事前に営業担当者に直接尋ねてみることが一番確実です。

トイレの利用

外壁塗装の工事期間中、職人さんがトイレを使用する際に、施主の自宅のトイレを借りるかどうかは、業者によって対応が異なります。

最近では、職人さんが簡易トイレを持参したり、近くのコンビニエンスストアや公共施設を利用したりするケースがほとんどです。施主のプライバシーへの配慮や、職人さんが気兼ねなく作業に集中できるようにするためです。

しかし、中には施主の自宅のトイレを借りることをお願いする業者もいるでしょう。

もし、自宅のトイレの使用について依頼された場合は、施主の生活への配慮を求めつつ、可能であれば協力してあげると、職人さんも安心して作業を進められるでしょう。

事前にトイレの利用についても確認しておくことで、お互いに気持ちよく工事を進められます。

まとめ

今回は外壁塗装における水道代の実態やその費用、そして注意点についてくわしく解説しました。

外壁塗装でかかる水道代は主に高圧洗浄によるものであり、そのほとんどが施主の負担となることをご理解いただけたかと思います。

とはいえ、その金額は高くても2,000円程度と外壁塗装全体の費用から見ればごくわずかです。

高圧洗浄は外壁の汚れを落とし、新たな塗料の密着性を高めるために非常に重要な工程であるため、無理に節約することは避け品質を優先することが大切です。

また、水漏れ対策や近隣への配慮、塗装範囲の確認、そして『高圧洗浄無料』を謳う業者への注意点など、事前に確認しておくべきポイントもご理解いただけたと思います。これらの情報を参考に予期せぬ出費やトラブルを避け安心して外壁塗装を進めていきましょう。

適切な知識を持って業者とコミュニケーションをとることで、あなたの家が美しく長持ちする外壁を手に入れることができるはずです。

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